2016/05/06

2016.5.5 浅草岳

メンバー:SH MW KK
コース   :只見~入叶津
タイム   :入叶津6:15~山神ノ杉7:05~沼ノ平分岐8:30~山頂10:25~登山口13:35

安定しない天気に二転三転。最終日に初めて通る入叶津コースを歩く。思ったほどの天気にはならなかったが、20年ぶりに訪れた只見の町がとても懐かしかった。

朝3時。MWさんからメール。「4時過ぎから雨らしいですけど……。」早くも意気消沈。仕方ない、出かけるだけ出かけてみましょう。只見は遠い(歳のせいもあるだろうが)。くねくねの252号線を走る。空が暗い。

入叶津の登山口から古の道を山神ノ杉へ。噂どおりのブナの杜。越後とはまた一味違い、その深さ、膨らみを感じた。人を引き付ける何かがあるのだろう。平石山下の登り、トラバースは、雪が付いていたらさぞ危険なのだろう。一部雪に持って行かれたのであろうか、斜面が大きく崩壊していた。

坂を登り切れば、あとはひたすらブナと戯れながら山頂を目指すだけ。所々夏道を使うが、概ね雪の上を歩くことができた。樹齢どの位になるのだろう、大きなブナがここかしこに。ブナの森が切れる頃からガスが湧き始めた。風も強く、よろよろしながら山頂に着く。残念ながら展望はなし。寒いので直ぐに下山開始。

下山は早い。雪の消えた登山道脇で昼食。尻に伝わる落ち葉の温もりがとてもいい。空を見上げると青空が顔を出し始めていた。下山後、只見線只見駅に寄ってみる。若いスタッフが只見の魅力を伝えていた。そして売店コーナーには、何とあの「渓の翁 瀬畑雄三さん」の毛バリが売っていた。テンションマックスでSHが手にしたのは言うまでもない。

何かと魅力あふれる只見にまた来ようと感じた一日であった。







古の道











山神ノ杉
沼ノ平へはロープが張られていた











平石山の平らへの道
所々危険個所あり











あとは山頂を目指すだけ
芽吹きには少し早かった











樹間の隙間から浅草岳が望まれた













それでも雪は多く残っている












強風とガス
即下山











大粒なブナの実の殻がたくさん落ちていた











あなたは何を見てきたのですかと問えば、語りかけてきそうなブナ

3 件のコメント:

  1. のんびりと季節の移ろいを感じられた良い山行でした。こちらからのルートは、本当に静かですね。この雰囲気、とても好きです。これからハイキングに沢にとシフトして、また遊びまくりましょうー!

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  2. 静かな山旅がいいです。かつての浦和浪漫やわらじの仲間、渓に遊ぶ方が通い続ける理由がわかる気がしました。田植えなどの農作業を早く終わらせ、山に向かいたいと思っています。

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  3. ゆったりとした静かな山行はいいですね!新緑もきれいでこの時期はまた冬とは違った楽しみがありますね。

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