2016/05/22

2016.5.21 未丈ケ岳

メンバー:TT、TH、TM(元会員)

コースタイム: 6:50 泣沢登山口P 8:00 三ツ又口  9:05 974m地点  11:15 山頂 12:40下山開始 14:00 974m地点 15:00三ツ又口 16:00泣沢登山口着


TTさんに誘われて、思いがけず私ととっては15年以上振りの未丈ケ岳登山となった。ただ、気がかりなのはいくら小雪だったとはいえ、尾根道にたどり着くまでに3つある沢の状態がどの程度なのかわからず、行く気満々のTMさんとは違い、まぁ、無理そうだったらさっさと引き返そうと行く前から何度か口にしていた自分。

天気は今日も晴れ。泣沢の登山口には私たちのみ。TMさんと私はゴム長靴で出発。すぐに1番目の小さい沢を渡渉。しだいに沢沿いをへつるように細い登山道となったり、雑木林の中を進んだり。心配した残り2つの沢はここ数日天気が安定していたこともあり、流れは穏やかで水量もそれほど多くはなく、特に3つ目の一番大きな沢は緊張したが、何とかみんなで無事に渡渉。あとは尾根道を進み、高度を上げていくのみ。途中から荒沢岳、越後三山の頭が見え始め、励まされて登る。

松ノ木ダオからの長い登りはちょっと辛いが、1204メートル地点であろうと思われる場所から山頂が見えるともう少しだ!と元気が出てくる。このあたりから残雪もちらほら見られ、カタクリ、キクザキイチゲ、タムシバなどの花を多く見ることができた。

最後の急な登りを終えると山頂手前の草原は一面たっぷりの雪に覆われていた。山頂からの眺めは360度の眺望。ここで久し振りに1時間以上もゆっくりと過ごし、来た道を戻る。沢の水量も朝と変わらず。一番難所の沢はをTTさんはサンダルに履き替えて渡渉。私はここに置いていったゴム長靴に履き替えての渡渉。こうして無事、登山口に到着。

昨秋、刈り払いしたらしく、登山道は非常に歩きやすく、作業の方々に感謝です!三ツ又口から974メートルまでの登山道の雰囲気がよく、どこを写真に撮ってもいい感じです。周辺の名だたる山々を一望するにはとてもロケーションのいいいい山です。


 シャッターを開けてこの広場に駐車する。周囲は新緑。


 数メートル降りて最初の小さな沢を渡る。


 2つ目の沢はこの丸太を渡った。


 下は沢。細い登山道をへつりながら進む。トラロープのあるところも。


 3つ目の沢。ここが一番川幅が広く、濡れないように、滑らないように、と緊張!
ちなみにこの沢の両側には鎖がついていて安心。


 4つ目の沢にはこのような橋が架かっていて安心でした。これで沢は終了。


 眺めのよい歩きやすい尾根道を進み、高度を上げていきます。


 山つつじが丁度見ごろでたくさん咲いていました。


 974メートルのピーク。荒沢岳などがよく見え、気分がいい。


 たぶん、ここらへんが1204メートル地点でしょう。
山頂もここからはよく見えます。


 登ってきた道を振り返ってみたところです。けっこう険しい感じ。


 山頂です。標高がそれほど高いない割に時間はかかりました。


 山頂直下の広い雪原。気持ちがいいです。


下山途中から遠くになった山頂を見る。

3 件のコメント:

  1. お疲れ様です。それこそTHさんと登った20数年前のことが鮮明に思い出されます。太いぜんまいをぽきぽきと折って、ザック一杯になりました。今度はぜひご一緒に。

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  2. そうそう、あれ以来の山行だったのですが、えぇ!20数年前とは!あの時のメンバーとの会話も結構覚えていますよ。あらためて今回登ってみてロケーションのいい山だ、実感しました。

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  3. 山頂はまだまだ残雪豊富ですね。いつか登ってみたい山の一つです。

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