2016.1.16 巻機山山スキー（7合目まで）

メンバー：ＩＨ　ＫＫ
タイム   ：清水4:30～桜坂5:15～井戸尾根上6:40～7合目8:30～清水10:20

スキーバスの事故で若い命が失われた。とても悲しい。いろんな可能性が広がっていただろうに。残念でならない。自分と親御さんの年齢は近いと思われるが、やり切れない思いであろう。ただ、ただ、ご冥福を祈るばかりです。そして今日は大学センター試験。みんな今までの努力が報われますように。

そろそろ巻機山にも雪の女神が降りているはずだ。そんな淡い期待を抱いてＩＨと暗闇を出発。最近は、雲天さんの前から入山する登山者が多いが、どうも私は清水の集落からが「正統」だと思っているので、あえてそちらから。いつのトレースだろう、ガッチリと道が踏まれていた。桜坂まであっという間に着く。

トレースは夏道を忠実に辿っている。山スキーにとってこのトレースの上は進みづらく、前回苦労したがまたしても試練である。当然藪は隠れているはずもなく、途中かスキーを背負ってしまう。ブナ林の林縁に着き、やっと快適な登行が可能となる。気持ちのよいブナの林は癒しである。6合目を迂回し、7合目までは埋まりかけた藪を右に左に。

時折ちらっと見せる青空に気を良くして進むが、ガスは晴れず。お決まりの強風によろめきながらしばし待機することにする。ツェルトを被って待つも、なかなか回復の兆しがなく、下山することにする。木に絡まりながら高度を落とす。

5合目のブナ林のツリーランは超快適。久々雄たけびを上げながら滑ることができた。しかし、すぐに井戸の壁の悪魔に捕まり、七転八倒しながら桜坂へ。途中、下から凄い勢いで上がってくる登山者に会う。直ぐに新井先生とわかる。新しい板とブーツで固めていた。相変わらずのパワーである。後はいつもの快適林道滑降で車まで。またしても山頂に届かなかったが、いいトレーニングになった。

快適なブナ林の登り
モナカ気味の雪面

視界はあるが、なかなかガスが上がっていかない

下界は晴れているのだろうか

7合目の急登斜面方面
真っ白

ひやあ！この時を待っていた

たまりません！

雪は軽く、最高だ

井戸の壁に捕まり、放心状態

今日の限定麺
「酒粕味噌ラーメン」
体と心が芯から温まった

（追加）
ＩＨさんが送ってくれた私の後ろ姿
幾分「猫背」が解消されたような