2016.1.10 笠倉山山スキー（中退）

メンバー：ＫＫ
コース   ：荒山～高石林道

家に帰り、みちぐさハイキングのブログで八海山の報告を見た。何てことだ。雪があるではないか。林道を歩いている場合ではなかったか。

所用で出発が遅くなった。長い林道歩きで体力づくりに励もうと、前々から考えていた高石林道に向かった。案の定、荒山集落も雪が少なく、ストックを突くとアスファルトに先が届くありさまだ。しかし、そんなことは関係ない。今日はトレーニングなのである。

水無渓谷への林道と別れ、高石林道に入る。高石沢沿いに林道は延びていく。雪は重く、概ね踝から足首ラッセル。傾斜は緩く、うねうねと少しずつ高度を上げる。もっと積雪があればショートカットできるが、今はひたすら忠実にトレースを延ばすだけ。振り向けば八海山の上部はガスに隠れている。風が強そうだ。

登り詰め、掘割を過ぎると眼下に浦佐方面が一望である。ここから傾斜は無くなり、水平に林道が尾根に隠れながら先へ先へ。長いなぁ。笠倉山は、小出の里山「大力山」から延びる尾根にある山で、越後駒ケ岳の佐梨川奥壁の絶景が見えるはずである。道路には水が流れている個所もあり、雪を広げながら何とかスキーを脱がずに進めた。

いくらカーブを曲がっても目的地には着かず、4時間半頑張って終了とした。尾根取り付きまで後1時間くらいだろうか。下山も当然ながら道は平らで、快適林道滑りができない。掘割から傾斜が出てくるので幾分スピードは出たが、標高が下るにつれ雪が腐り、スケーティング滑り。更に雨も降り出し、トレーニングに花を添えた。次は絶対八海山だ。

郡界尾根
左はヨモギ山か

高石林道入口

途中大岩の下に祠

高石沢
雪に隠れる様子なし

最後まで八海山は顔を出さず

林道を振り返る

下界は晴れている

林道は水平に

まだまだ試練は続く