2015/10/03

2017.9.19-9.23 黒部源流

メンバー:SH TU SI
コース   : 飛越トンネル~北ノ俣岳~黒部五郎小屋(幕)~祖父沢出合(幕)~
                祖父沢~雲ノ平~祖父沢出合(幕)~赤木沢出合~赤木沢~(幕)~
                北ノ俣岳~飛越トンネル

シルバーウィーク、初日以外は晴天に見舞われ、素晴らしい景色を堪能した。連れて行ってくれたSHさん、TUさん、お休みをくれたKKさんに感謝です。

前夜富山周りで飛越トンネルを目指して出発。飛越トンネルに行くのはSHさんも初めて。真っ暗な山道を右往左往しつつなんとか到着。ここで迎えに来てくれたTUさんとすれ違いのアクシデント。

(9/19)
おおよそ13時間歩きづめの日。朝から小雨。北ノ俣までの山道はぬかるみ。晴れていても足元は悪いらしい。北ノ俣岳手前で雲海を抜けると晴天。ここから黒部五郎小舎までが長く、果てしない道のりだった。小舎に着き、暗くなってからのカレーライスは美味しかった!
 
北ノ俣岳への登り
 
急登を終え軽い足取り
 
 
 
稜線西側は雲海
 
五郎の肩からカールを見下ろす
 
(9/20)
TUさんは朝早くから写真撮影へ。残った二人はゆっくりと行動を開始。朝から天気が良い。沢の中では、慣れたフェルト靴でないことと昨日の疲れが残り、転ぶ。あっという間に二人の後ろ姿が見えなくなり、追いつくのも諦める。転がる岩が大きくて、流れる水が深く冷たい。お昼に作ってもらったそばが美味しかった。
 
 
 
 
(9/21)
TUさんは居残りで、SHさんと祖父沢から雲ノ平を目指す。大岩をえっちらおっちら越えていく。追いかけるのが精いっぱいでほとんど覚えていないが、アスレチックみたいな沢だった。幕場に出て雲ノ平の小屋までが意外に遠い。どうも利用者が多かったようで、小屋でビールを売ってもらえず、SHさんの肩が見るからに落ちる。黒部源流の水が豊かだった。
 
(9/22)
テントを畳んで出合へ出発。赤木沢の出合は水底が深く、色が美しい。いつまでも見ていられるが、、いつまでも見ていられないので赤木沢を登る。高巻の足元がガラガラしておっかなかった。源頭に出るとクロマメノキがサワサワ生えている。SHさんの野生の血が目覚める。見てはいけないものを見てしまった。
 
朝から一日快晴
 
 
赤木沢出合上部
 
同下部
 
 
一息
 
 
 
源頭付近
 
師弟の息はぴったり
 
一面のごちそうに四つ脚の性が覚醒
 
(9/23)
早朝テントが凍っていた。バリバリ音がする。凍った靴に足を突っ込むのが辛い。5日目、だいぶ疲れていたが、歩かなければ帰れない。朝はまだ天気が良い。空気が澄んで今まで自分が廻った沢が見える。見下ろせば池塘が秋の陽気を反射して煌めいている。赤木沢で拾った「ステッキ」を杖にし、なんとか下る。晴天が続いていたせいか、帰りの飛越~神岡新道は歩きやすい。車が見えるとほっとする。
 
 
夜も快晴で冷え込む
 
池塘にうっすら氷
 
 
 
 
 
ルートを振り返る
 
SIはテント泊も初めて、沢泊も初めて、連泊も初めて。ちなみに北アルプスも2度目だったわけです。連れて行ってもらえたことに感謝です。貴重な体験もそうですが、北アルプスの水の豊富さ、美しさに驚きました。まだなんか疲れなのか、魅入られたのかぼうってしてますが、また機会があれば行きたいと思いました。

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