2014/08/24

2014.8.23 水無川猿岩岩トレ

メンバー:SI、UT、KK

天候不順が続き、日本の各地で大きな災害が起きている。他人事ではなく、いつ、どこで発生してもおかしくない。今後こんな状況が続くのだろうか。不安である。

2週続けて山行がキャンセルになり、気持ちが盛り上がらないのは自分だけではないだろう。午前中田んぼの草刈りを終わらせ、午後から3人で猿岩に行くことにした。荒山の集落の先には通行止めの看板。きっと工事のためだろうと脇を抜けて進む。小沢から小さな岩が流れ出ている。通行止めは昨夜からの大雨のせいだったようだ。

まずは前回の復習から始め、SIリードで中間点まで。この秋には、上部のテラスまで登れるようにしようと一生懸命だ。一つ一つの動作、器具の操作を確認して懸垂で下降。空には怪しげな雲。名残惜しいが、今日はこれで帰ろう。

そんまま帰るの何なので、ウッデイーに寄りお茶を飲む。今日は旦那さんが店に立っていた。3人の話は自分の育った環境の話から始まり、そして廃道、お地蔵様、果ては水戸黄門からぜんまい取りへと。若い(自分よりかなり)女性なのにちょっとオタク話に花が咲く。おだまきの社風に合う二人だ。いずれ私の書棚を公開することを約束して別れた。







猿岩の全貌
右の方に岩場が広がる













将来はぜんまい取り名人になろうとしているIさん
今日はその第1一歩か









自分の御爺さんを水戸黄門だと信じていたTさん
本当に若いのだろうかと思えるほど話が合う

2014/08/07

2014.8.5-6 (番外)清津峡刈払い奮戦記

メンバー:TM、TH、KK
コース:湯沢町八木沢~鹿飛橋~足尾沢~日向の肩(泊)~清津峡温泉

毎日暑い日が続き、外仕事の我々はぐったりである。会員は北アルプスや沢などに行き、夏山を楽しんでいるようだ。私たちは登山道整備の最大イベント清津峡へと行ってきた。仕事だが。

4日夜。出発地の八木沢に車を走らせる。国道脇のログハウス風バス停に泊まる。超快適だ。5日4時起床。朝食をとり、出発地点へ。なんだがもの凄い荒れようの清津川を横目に、今回も試練のスタート。最初の1時間半はひたすらトレッキングコースを歩く。これがなかなかの苦行で、鹿飛橋に辿りつく頃にはかなり疲れる。

道幅が狭くなってしまった登山道をキンキン、カンカンと音を響かせながら刈払っていく。朝日が渓を照らし始めてきた。暑くなりそう。高石沢、中の沢を過ぎたころ、THさんが足を滑らせる。こんな所で怪我をしたら大事だ。慎重に、慎重に。そして我々の身体はもう汗、汗、汗……。

鼻を過ぎれば足尾沢橋は近い。一気に高度を落とし出合に到着。早出が効いたか、今までで一番早く着いた。渓の風に吹かれながらひと時休憩。これから始まる恐怖の日向の肩への急登に備える。

標高差500mの登りは、日本三大急登を凌ぐのではないかと思われる。鎖、ロープ、階段、梯子。もう二度と来るものかと歯を食いしばる。登山道は傷み、前進を阻む。渓が徐々に眼下になると日向の肩のピークが見えてくる。あと少し。

最後のロープを手繰り寄せればやっと山頂だ。3時間の苦闘である。今まで気にかけていなかったが、山頂からは平標山や仙ノ倉山そして前衛の日白山、東谷山も見えている。次の冬も出かけなければならない。30分下ると今日の宿。前日テントなど歩荷しておいてある。

薪を集め、小川で身体を拭き、そして川で冷やしておいたビールで乾杯。いやあ~がんばってよかったの~。サバ缶のうんちくを語りながら静かに夜は更けた。

翌日。今日は温泉まで一気に下る。長い長い下りは体力も気力も奪い、へロヘロになる。温泉宿の屋根が見える場所まで来ると涙が出そうになるのだ。そしてついに登山口に着く。やりました。今年も何とか無事に到着することが出来ました。帰り支度をしていると、以前お世話になり、今は営業を止めた「苗場館」の旦那さんに風呂を勧められる。人の情けを感じたひと時となった。







鹿飛橋
さあ、頑張って行きましょう












高石沢出合











「鼻」
工程の目安となる場所だ
意外と速く着いた











万寿山を見上げる












足尾沢に着いた
いい調子だ











日向の肩
なんと谷川連峰が見える











これですね
これを待っていました











清津峡から谷川連峰
遥か遠くからやってきました












この長大な尾根を登りきる
毎年の試練である

2014/08/03

2014.8.3 水根沢谷

メンバー:NY、TU
 
暑いのでNYさん行きつけの水根沢谷へ。奥多摩のお手軽沢登り。
何より下山後の鳩の巣のそばがうまかった。
 
茶色く濁って底が見えない。
 
先行パーティーをいくつも追い抜きつつ。
 
水量はやや多めらしい。
 
この取付きで少々手間取る。
 
支点をつくる。
 
できるだけ水から出ない。
 
ギャラリーの視線のもと半円の滝を登る。
 
終了点の登山道に掛かる橋。