2014/02/08

2014.2.8 棒立山 ~タカマタギ~日白山山スキー

(メンバー)SH、TU、KK
(タイム)   毛渡沢6:40~棒立山10:20~タカマタギ11:05~日白山12:30~二居13:40

関東では40数年ぶりの大雪らしい。怪我をした人、車の事故、パニック状態だ。これがもし直下型の地震がきたら一体どうなるのだろう。都会は弱い。

今日は関東地方がそうであるように、こちらも天気が悪い。悪いのを承知で自己鍛錬と称し、積雪期でないと登れない地元の山にやってきた。棒立山は数年前登ったが、記憶はすっかりどこかに飛んでいた。新雪は深いが、雪質は軽い。しかし、強風のせいか吹き溜まりが多く、登りずらい。

乳白色の中棒立山に到着。風は強く、視界もいまいち。この先進むか、下山するか。しかし、このままでは自己鍛錬にはならん。さあ、行こう。我々にはGPSがある。タカマタギまでは一度大きく下る。もう戻れない。日白山まで更に風は強まり、行く手を遮る。雪庇を踏みぬかぬようブナ林の際をラッセル。風雪で霞む向こうに長釣尾根がうっすらと見え始めれば日白山は近い。

時間にして6時間。やっと山頂。長居はできず、稜線を少し下る。いよいよ本日のお楽しみだ。地王堂川源頭から滑りこむ。うわ~。激パウ。スキーは浮き、雪煙が舞い上がる。前が見えない。あっという間に尾根の末端に着く。ここからが危ない。

明らかに表層雪崩が起きそうである。沢に飛び込むと左右から薄い表層が出る。さあ~という音が恐怖を誘う。なんとか安全地帯まで来ると体も心もぐったり。例年にない小雪い戸惑いながら林道に出る。先行者らしいトレースをお借りして一気に別荘地に。浦和の高校山岳部のみなさんの若さを少し羨ましく思いながら、除雪されいない道路を集落の端まで滑る。本日一番の快適さか。

いつもお邪魔している会社の社長さんに挨拶し、毛渡沢出合に置いてある車を回収に戻る。今日はなかなか充実した一日になった。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

1 件のコメント:

  1. TUさん、写真ありがとう。自己鍛錬はいかがでしたか。次はぜひ万太郎往復をやりましょう。下権現も早くアップするように。

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