2012/06/29

2012.6.23-24 奥秩父入川真ノ沢


メンバー:TU MU

コースタイム:6/23 9:00 入川観光渓流釣り場駐車場発  10:00 赤沢谷出合   
                               13:00 柳小屋 15:00 千丈の滝上の川原 幕営

                      6/24 7:30 起床  上流散策・釣り   12:00 下山開始   
                               13:40 柳小屋  16:20 赤沢谷出合 17:30 駐車場着


まずまずの天気になりそうだと確認して前日夜遅くに急遽決定した今回の山行。
日頃の疲れからか、4時自宅出発の予定が起きたら6時…。

9時に入川観光釣り場を出発し、森林軌道を行く。
歩き始めてすぐ、まだ小さな鹿が私達を先導するように前を小走りしていく。

赤沢谷出合からは山道となり約3時間で避難小屋である柳小屋に到着する。
途中、二箇所の崩落があったが、ロープが張られており、特に危険なく通過できる。

柳小屋から入渓の予定であったが、数日前の台風の影響が残りかなり増水しており断念する。
沢に入れないのは残念ではあるけれど、私MUにとっては苔の多い山道をきょろきょろ観察しながら歩くのもとても楽しい。

図鑑の中で見て憧れていた苔にも、ここで初めてご対面した(^^)
















柳小屋から先、廃道となっている真ノ沢林道(林道といっても踏み跡程度の山道)をさらに2時間たどり、千丈の滝の上部に出て幕営。
















頭上には色濃い樹の葉、足元には苔の緑。
空気や自分自身までもうっすら緑色に染まっているんじゃないかと思えるくらい。
















薪は濡れており、時間はかかったが無事焚き火も成功。
焚き火を大きくしている間、ガスでの飯炊きが私の役目に。
久しぶりで不安はあったけれど、なかなかの炊き上がりでほっとする(沢の砂がちょっぴり混入していたけれど)。
















沢の音しか聞こえない、焚き火を終えれば目を閉じているのか開けているのかもわからなくなるほどの本物の闇。
すごくシンプルだけど、日常から遠く離れた世界に浸る…間もなく就寝。

普段よりも良質の眠りで、ミソサザイの声に起こしてもらうまでたっぷり8時間睡眠。
簡単な朝食の後、上流散策に出かけるが、MUは体力温存のために少しだけ登ってからテン場に戻る。そこで苔や木々や水の流れや鳥や虫を見ながら妄想に耽ることにする。
















その頃TUはテンカラでイワナを上げていたらしい。
TU曰く、かつては一面苔むした沢だったらしいが、台風によるものか、両岸が水流にえぐられて倒流木が川原や林内にも大量に積み重なっていた。






























それぞれに、源流部の自然を楽しみ、12時に往路を戻り始める。
久しぶりの山行だったが、怪我もなく帰ってこられてよかった。
登攀要素のある沢に行くべく、体と技術の準備をしなければ…。

2 件のコメント:

  1. おはようございます。久しぶりの山行報告、楽しく読ませてもらいました。情景が眼に浮かぶようです。私も厳しい沢よりヒタヒタ系が好きです。こちらは空梅雨で、毎日お日様燦々です。すっかり盛夏って感じです。明日はTUさんの誕生日ですね。メニューははたして何でしょう。

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  2. 本当に久しぶりの山行でした。
    雪山も沢もいいですね(^^)なが~いナメを歩きたいです。

    今日は遅番、明日は夜勤…。誕生日ディナーは先になりそうですねえ。
    相変わらずTUは「なんもしないでいい」とぶっきらぼうに言っています。

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