2018/02/19

番外編-読書三昧 3



タイトル:「登山史の森へ」
著者:遠藤甲太
発行所:平凡社
読んだ人:KK




ブックオフで偶然手に取った
平凡社!やるなあ
今年は上高地に行ってみよう


かつて、20台の後半、私は北アルプス上高地にいた。人生の先行きが分らなくなっていた私は、逃げ場を求めてかどうかは忘れたが、楽しい時間を毎日過ごしていた。遊んでいたわけではなく働いていた。勤め先は「上高地 西糸屋山荘」。古き良き時代の岳人の宿だ。当時の社長「奥原教永さん」は日本山岳会 長野支部長も務めた方だったので、当然登山には理解があり、従業員は休みの度に山へ出かけて行くことが許された。

山岳名著 「風雪のビバーク」松濤 明著を御存知だろうか。「手記」の最終行に「西糸ヤニ米代借り、3升分」は有名である。その西糸屋さんである。へ~、そうなのかと当時は何気なく読んでいたが、今回「登山史の森へ」でその内側の模様がはっきりした。そんな歴史のある山荘で、一時期ではあるが過ごせたことは、今は自分の宝のような時間に思えてくる。

ちなみは「登山史の森へ」はブックオフで見つけたもので、現在私は二匹目のドジョウを狙って定期的にかの店に通っているわけであります。


2018/02/12

番外編:読書三昧2

タイトル:漂流
著者:吉村昭
発行所:新潮文庫
読んだ人:KK

ページ数400Pであるが、一気に読んでしまう。
ただ一人アホウドリを共に暮らす気持ちはいかがなものだったろう。


こちらは有名「黒部第3ダム」建設を描いた「高熱隧道」
泡雪崩の恐ろしさと隧道内に湧きだす熱水が迫ってくる
世の中の人は、大別すると「山派」と「海派」に分れるだろうか。私は当然「山派」ですが。生まれて初めて海を見て、波に足を浸したのは小学校に入った時だろう。臨海教育なるもので、山から一番近い柏崎の鯨波だった。海はどこまでも広く、当然足は着かない。泳ぎを楽しむのではなく、砂浜で戯れるのが目的だったのかなあ。
水遊びと言えば、近くの(それでも子供の足で40~50分くらいかかった)川だった。濁りの強い川で、それでも楽しかった。ただ、誰も泳ぎなるものは教えてくれず、そのまま大人へと成長していってしまい、水に対する、特に海に対する憧れは少しも持たなかった。だから塩辛い海辺は、あまり好きではない。大海原で船が沈没、そのまま藻屑となってしまうなんて絶対いやだ。

「漂流」は和船が嵐に会い、黒潮に流されるままに孤島に辿りつく物語だ。この本は小説ではあるが、吉村昭氏は史実を丹念に調べ上げて執筆しているので、ほとんどノンフィクションである。島に流れ着き、幾多の試練を乗り越え、長い年月の末に故郷に戻った感動の物語である。人間諦めてはいけない、深く思わされる一冊である。

2018/02/08

番外編-読書三昧

タイトル:冒険歌手 珍・世界最悪の旅
著者:峠 恵子
発行所:山と渓谷
読んだ人:KK

ヤマケイからの単行本
おもしろいです!


当初は小学館から文庫本で出版された。
タイトルは解説を書いた椎名誠さんがつけた。


人は何かを求めて旅に出なくてはいけない。親に呆れられようが、世間の人達に後ろ指を指されようが、ある時期別世界に飛び出さなくてはいけない時がある。日常の日々を捨て、先の見えない希望と絶望の暗闇へ勇気を出して飛び出そう!
と、20代の頃そう思い、何をどうしていいのわからないまま過ごしていた。特別これをやりたいというわけでもなかったが、まだ自分にはどこかに自分に合った何か、その何かが何なのか分からずに時間だけが過ぎて、結局何もわからないまま現在に行った居るのである。情けない。

この本は、そんなふわふわの気持ちを打ち砕き、自分の可能性を遥かニューギニヤに求め飛び込んでいった一人の女性の冒険記だ。恵まれた生活を捨て、かつて経験したこともないヨットでの航海、岩登り、現地の人達との交流、同行者との確執など、など。一気に読み進め、あっという間に読み終わった。

今の生活でいいのか、などと自問してみても日々の生活に流される中で、将来に夢(たいした夢ではないが)を見ていたかつての自分をダブらせられた1冊であった。

2018/02/05

2018.2.4 平標山

メンバー:SH TH
コースタイム:元橋8:15      山頂11:20      元橋12:45

天気は晴れ。気温はかなり低く、踏みしめると音がする。
車は駐車する場所がないほどの込み具合だったが、その割りに登山者の姿はあまり見掛けなかった。
SHは右肩を痛めてストックは片手しか使えない状態だったが、しっかりしたトレースと雪質のおかげでいい滑りが出来たという。

ゲートのところから左に入る

勝手に「夫婦ダケカンバ」と仲間らが命名している場所

急になってきた斜面を上がるにつれて苗場山が見えてきた

稜線にてひと休み。

山頂手前から見る苗場山

山頂まであとわずか

山頂からの風景



山頂の標識
仙ノ倉山も真っ白!単独で向かっていた登山者がいた



林道到着。